◆◆◆ 歯周病 ◆◆◆
◇歯周病菌とは
歯周病菌は、歯と歯ぐきの隙間に入り込み、徐々に歯ぐきや骨を溶かし、
歯を奪ってしまう菌。厚生労働省の調査によると、
歯周病菌に感染している人は35歳以上の85%。
◇歯周病菌が関与していると考えられている病気
・心筋梗塞
大和成和病院医師・南淵明宏氏と東京歯科大学教授・
奥田克爾氏の共同研究により、歯周病菌が心筋梗塞を引き起こす可能性を調査した。
それによると、心臓バイパス手術を行った患者の4人に1人の心臓の動脈から
歯周病菌が発見されたという。歯周病菌が歯ぐきの毛細血管から血液中に侵入し、
血管に何らかの悪影響を与え、動脈硬化を引き起こす原因となったり、
直接、心臓の弁などに付着することで心筋梗塞を起こした可能性が
高いのではないかという。
・脳梗塞
心筋梗塞と同じように、脳梗塞も歯周病菌が引き金となるケースもある。
去年10月には、歯周病患者は健康な人と比べて、
2.1倍も脳卒中になりやすいという事実が発表された。
・バージャー病
バージャー病とは、手足の血管内に血栓などができ、血流が途絶え、
その先の組織が死に、手足が動かなくなる病気。
・掌蹠膿疱症
手のひらや足の裏に黄色い膿を持った小さなぶつぶつが多数できる皮膚病。
症状が進むと、関節炎を起こすこともあり、
立っていられなくなる程の激痛に悩まされる。
・肺炎
・敗血症
・動脈硬化
・腎臓病
・関節炎
・骨粗しょう症
・細菌性心内膜炎など
◇歯周病チェックポイント
・歯グキの色・・・健康な人はピンク色、歯周病に侵されると赤く腫れてくる
・歯グキの下がり方・・・歯周病に感染していると、
歯ぐきが下がり歯の露出部分が長くなる
・歯を磨いたとき歯グキから出血する
・冷たい水を飲むとしみる
◇歯周病による歯ぐきのダメージ
・歯肉炎・・・歯ぐきが赤く腫れる
・歯周炎(中等度)・・・歯ぐきから膿が出る(歯槽膿漏)
・歯周炎(重度)・・・噛めない程歯がぐらつく
◇歯の磨き方
「歯ぐきから血が出る・口の中がネバネバする」→「ブラッシングで細菌を落とす」
・歯ブラシの持ち方・・・
軽く手を添えて、鉛筆もち
・歯と歯の間の磨き方・・・
歯ブラシは歯に直角に当て、歯と歯ぐきの間の歯垢を
落とすことを意識して小刻みに動かす
・歯と歯ぐきの磨き方・・・
歯ブラシは歯グキに向かって45度の角度。
歯と歯の間と同じように歯垢を落とすよう意識しながら小刻みに動かす。
※個人差はあるが、最低でも5分以上は磨くようにすると良い
「人間は噛むことで、唾液を大量に分泌する。
唾液には歯周病菌を殺菌する効果がある」
◇唾液を出すための食材
・野菜
・きのこ類
・海藻類
・するめやニボシ
食物繊維が豊富なため、必然的に噛む回数が多くなる。
食事を摂るときは良く噛んで、歯周病を意識しながら食べると良い。
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