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脳梗塞にならないためには?!


◆◆◆   女性と男性で違う脳梗塞予防のコツ   ◆◆◆

◇A子さん(48歳・主婦)

暑い夏今から3年前の夏、連日35度を超える暑さで体力が奪われていた。
生活は暑い夏だからこそ、普段から塩分入りの水分を
1日2リットル飲んで脱水に気をつけていた。
そんなある日、デパートで買いものをしていると
手や足の関節が冷えて痛くなってきた。ところが冷房による冷えだと思い
しばらく日差しの激しい外に出て歩いていると、
左手・左足の力が抜けるような感じが数分間起こった。
ついに体調に異変を感じ、電車に乗って早く帰ろうとした時、
つり革をを持っている手が離れ、目の前が暗くなって倒れてしまい
そのまま病院へ・・・

診断・・・「一過性脳虚血後に起こった脳梗塞」

◇A子さんが脳梗塞になった理由

「水分の摂り方に問題があった」

◇脳梗塞とは

脳の血管に動脈硬化が起こって血流が保てなくなり、
脳の細胞が死んでしまい様々な症状が出る。

◇脳梗塞を招くメカニズム

・男性・・・夏場に発汗量が増加し、血液がドロドロになる
・女性・・・女性ホルモンの分泌低下により、血液がドロドロになる

◇脳梗塞の季節別入院患者数(厚生労働省 健康科学総合研究事業)

・冬(12〜2月)・・・3210人
・春(3〜5月)・・・2896人
・夏(6〜8月)・・・3292人
・秋(9〜11月)・・・3262人

夏は脱水やエアコンにより脳梗塞が起こりやすくなる。

◇夏、多発する脳梗塞の予防は、女性と男性で異なる

<ポイント>

1.水分の摂り方
2.血管を柔軟にする
3.脳をリラックスさせる


●水分の摂り方

◇女性と男性で異なる予防のコツ

ポイント1

「上手な水分補給で血液をサラサラにする」

・女性は水分の「質」
・男性は水分の「量」

◇男女で異なる発汗量(日本生理学会)

日本生理学会による「男女で異なる発汗量」を見ると、との年代を見ても、
男性の方が発汗量が多いことが分かる。

男性の場合は、気化熱で身体を冷やすが、女性の場合は、
女性ホルモンの影響で血管が拡がることで体温を調節する。

◇夏、多発する脳梗塞を防ぐ

「女性は代謝を高める水分を摂ってむくみを防ぐ」

工夫は、

「炭入りの水を摂る」

◇女性のための脳梗塞を防ぐ水の作り方

「1リットルの水に、100gの炭を入れ、1晩寝かせて飲む
(炭は使用後天日干しして1カ月使える)」

炭を1晩寝かせることで、水がアルカリ性に傾く。水がアルカリ性に傾く
ことで吸収しやすくなり、代謝を活発にしてくれる。代謝を上げることで、
むくみが解消される。

◇水分摂取による基礎代謝の変化(大阪府立大学・清水教授)

大阪府立大学・清水教授による「水分摂取による基礎代謝の変化」から、
「水道水」よりも「炭入り水」の方が、基礎代謝が上がることが分かる。

◇夏、多発する脳梗塞を防ぐ

「男性は汗による水分不足が多くなるので、1日、1.5リットル〜2リットルの
水分を摂る」

ただし、

「1日200ccは牛乳で摂る」

汗が出るということは、汗の中に塩分やカリウム・カルシウムが出てしまうので、
牛乳で補うと良い。

◇脳梗塞発症率:中高年者665人を20年間追跡調査(2005 Journal of
Epideriology)

・牛乳を毎日飲む・・・48%
・牛乳を飲まない・・・100%

◇脳梗塞発症患者の平均入院日数(厚生労働省調べ)

・男性・・・111日
・女性・・・155日

◇脳卒中による来院状態(2004.4.11「性差と医療」)

<女性:3162人>

・救急車・・・55%
・その他・・・45%

<男性:4482人>

・救急車・・・46%
・その他・・・54%

女性の方が重症患者として運ばれることが多い。女性ホルモンが
血管の柔軟性や体のバランスをとっているが、閉経以後は落ちてしまうので、
血管がもろくなったりして重症となり、入院日数も長くなる。

◇夏、多発する脳梗塞を防ぐ

「女性は男性に比べて脳の血管が固くなりやすい」

つまり、

「血管を柔軟にすることが大切」


●血管を柔軟にする

◇注目情報

<アブラナ科の野菜に含まれるファイトケミカルの働きで、
脳梗塞の発症リスクが低下することが確認された>(米・ハーバード大学)

◇アブラナ科の野菜

・キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・水菜など

アブラナ科に含まれるファイトケミカルには、血を固まるのを抑制する働きがある。

◇アブラナ科の野菜摂取による脳梗塞抑制(米・ハーバード大学)

・未摂取・・・危険度:100%
・1単位摂取・・・危険度:71%
・1.5単位摂取・・・危険度:53%

※1単位は約100g

◇夏、多発する脳梗塞を防ぐ

「女性は、アブラナ科の野菜と、女性ホルモンを増やすレーズンをあわせると効果的」

レーズンには「ボロン」という物質が含まれており、女性ホルモンを
保ってくれる働きがあり、血管が柔軟になり脳梗塞を起こしにくくなる。

レーズンとアブラナ科の野菜を使った、脳梗塞のリスクを下げる
「血管柔軟野菜カレー」を紹介。カレーの中には「クルクミン」という成分が含まれ、

カレー自体にも脳梗塞を予防する効果がある。アブラナ科の野菜は煮込みすぎると
効果が薄れるので、サッと茹で、カレーにのせる程度にすると良い。
レーズンの目安摂取量は10粒。

◇夏、多発する脳梗塞を防ぐ

「女性の血管を柔軟にするグレープフルーツを夕食後に半個摂ると効果的」

グレープフルーツに含まれるビタミンCには、女性ホルモンと一緒に作用して
血管をみずみずしく保つ、柔らかく保つ効果がある。さらにビタミンCには
抗酸化作用もあるので、脳梗塞の予防ができる。

◇グレープフルーツの脳梗塞予防効果(ジョンズ・ホプキンス大学)

・男性・・・予防率:10%
・女性・・・予防率:25%

◇注意

降圧剤を服用している方は、グレープフルーツで薬が効きすぎることがあります。
かかりつけの医師と相談してください。

●脳をリラックスさせる

◇夏、多発する脳梗塞を防ぐ

「夏の暑さストレスや目から入る光によって脳は緊張する」

つまり、

「脳の血管がつまりやすくなる」

◇気温変化と脳内温度(北海道大学調べ)

北海道大学調べによる「気温変化と脳内温度」を見ると、気温が上がると、
脳内温度(鼓膜温度)も上がることがわかる。

脳内温度が上がると交感神経が緊張状態になる。それにより血管が細くなり、
水分不足で血液がドロドロになってしまい脳梗塞を起こしやすくなる。

◇夏、多発する脳梗塞を防ぐ

「外出時には、帽子・日傘・サングラスをして脳を興奮させない」

◇夏、多発する脳梗塞を防ぐ

「女性は特に帰宅後、冷たいタオルで首筋を冷やすと良い」

◇夏、多発する脳梗塞を防ぐ

「3日に1度は、足を伸ばせる湯船に入ると、脳のリラックス効果が高まる」

◇浴槽の大きさと脳のリラックス度(北海道大学名誉教授・阿岸裕幸)

北海道大学名誉教授・阿岸裕幸氏による「浴槽の大きさと脳のリラックス」を見ると
「大きい浴槽で寝浴」の方が、「小さい浴槽で普通浴」よりもアルファ波が
多くなることがわかる。

◇おきな浴槽

「女性のリラックス効果は、男性よりも4倍高い」