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■ダイエットの新常識

恵比寿アンチエイジングクリニックカウンセラー・
栄養学博士・管理栄養士・伊達友美氏コメント

「ダイエットのために肉と油を控えるのは大きな間違い。
燃えやすい栄養をプラスして、やせやすい体を作ることが大事」。

◇栄養失調肥満

人間の体には、食べた物を消化し、吸収し、
代謝するという永遠に続くサイクルがある。
口から入った食べ物は、食道を通り胃に運ばれる。
食べ物は胃で消化され、十二指腸を通って小腸へ運ばれる。
この小腸は、ほとんどの栄養素が吸収される大事な器官。
小腸で吸収された栄養は血液を通じて前進まわり、
エネルギーとして代謝される。この代謝は「燃焼」とも呼ばれる。
ただし、エネルギーが代謝される際には、ビタミンB群やミネラル、
アミノ酸といった成分が必要となる。
これらの成分が体の中にないと代謝は行われなくなる。
無理なダイエットなどで偏った食事が続くと、消化・吸収も悪くなる。
するとそれに伴い、代謝に必要な栄養も不足してしまうので、
代謝が悪くなり、代謝で使われるはずのエネルギー源が余ってしまう。
この余ったエネルギー源が肥満の原因になる。
この脂肪を燃焼させるためには、
体に不足している栄養素を摂らなくてはならない。

◇肉と油を摂る

肉は体の燃焼効率を上げ、油は体の中の油の代謝を良くしてくれる。

◇ダイエットの味方「L−カルニチン」

「L−カルニチン」とは、赤身の肉に多く含まれている成分。
これは体の中で、脂肪の代謝を上げる働きがある。
肉を食べると脂肪を燃やすことになる!

◇油分の不足はダイエットの敵「便秘」の原因に

油分が不足すると、腸の働きが悪くなり、便を押し出す力が弱くなる。
するとそれにより、肝臓に悪い物が溜まり、
腸からの栄養の吸収が悪くなってしまう。
これにより体は、軽い栄養失調状態になり、
余計に脂肪を溜め込みやすい体になる。

◇L−カルニチンの多い順

「羊肉」→「牛肉」→「豚肉」→「鶏肉」

◇やせる!肉の摂り方

・赤身肉に多く含んでいる(酸素が豊富)
・より原型に近いほうが良い(ハンバーグよりはステーキ)
・鶏のささみはあまり効果なし

◇やせる!油の摂り方

油はオリーブオイルやごま油などの植物性の油を使うと良い。
最近お勧めなのはシソの油。
シソ油には「αリノレン酸」という質の良い油が含まれる。
加熱すると酸化してしまうので、生で摂るのが良い。


●間違いだらけのダイエットの常識

◇整腸作用?!「ヨーグルト」

乳製品は、日本人は分解する酵素を持っていないので、
うまく消化できなかったものは腸に溜まってしまう。
そうすると腸自体の動きが悪くなり、お通じも悪くなる。
腸は栄養の入り口なので、
腸に溜まってしまったもので栄養の吸収をブロックしてしまう。
植物性の乳酸菌(キムチ・漬け物・納豆など)を
プラスする方が日本人には合っている。

◇脂肪燃焼?!「辛味成分カプサイシン」

組み合わせによってはOK。

◇ヘルシー調理?!「レンジでチン」

電子レンジ調理で使う電磁波は内側から温まり、
食品のタンパク質の構造を壊してしまう。
そうすると、人間が消化できないタンパク質に変わるので、
消化し切れなくなり腸に溜まってしまう。
電子レンジの使用回数を減らす方が体に良い。

◇気になる炭水化物?!「パンとごはん」

パンを作るときに使われるイースト菌はビタミンBを食べてしまう。
ビタミンBは燃焼のために必要なビタミンなので、
パンを食べると燃焼のための栄養が足りなくなるので、
余計に太りやすくなる。また、小麦製品は体を冷やしてしまうので、
できるだけご飯を食べて体を温めると良い。玄米はさらに良い。

◇ケーキの救世主?!

食べたいものを我慢すると、逆にそのストレスで太ってしまう。
ケーキを食べるときには、
ビタミンやミネラルを含む野菜ジュースを一緒に飲むと良い。

◇食べすぎ調整プラン

・1日目:かなり我慢(朝・昼食を抜く)
・2日目:ちょっと我慢(昼食だけ抜く)
・3日目:普通に食べる

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